オーバープリントのかかっているオブジェクトがあれば、 選択して「ウィンドウ」▶︎「属性」パネルの オーバープリントの項目のチェックをはずします。
印刷データの作成
制作データは、印刷するための設定にして入稿準備に進んでいただくようお願いします。
印刷会社側で修正できないことがありますので、ご注意ください。
※例はAdobe Illustratorで作成した場合
裁ち落とし(塗り足し)の設定
新規ドキュメントを作る際は①アートボード(=仕上がり)のサイズ、
②断ち落とし(=塗り足し)の設定にご注意ください。
- ①アートボードサイズが仕上がりサイズになります。設定を間違いますと、仕上がりサイズに影響してしまうのでご注意ください。
- ②断ち落とし(=塗り足し)とは、①アートボード(=仕上がり)のサイズから周囲3mm外側の範囲のことを指します。
仕上がりサイズの周囲3mm外側まで絵柄を作ることが必須です。
仕上がりサイズそのままで制作されますと、断裁ズレによって紙端に白色(印刷されていない部分)が出てしまいますので、周囲3mm外側まで絵柄を作ることが必須となっています。
カラーモードの設定
ドキュメントのCMYKで制作してください。RGBモードでは色の再現ができません。
黒の色設定
K100%にすると背景色(柄)が透けて見える場合があります。
K以外のCMYの数値を少し加えることで回避できます。CまたはMの数値を30%ほど加えると深みのある黒に仕上がります。
3色以上の色を高い%で設定すると色ズレが起こる可能性があります。
K以外の数値を高くすると、印刷の際に少しズレるだけで濃い色が黒い部分からはみ出して印刷されてしまうためきれいな仕上がりになりません。
この見当ずれの予防策として、黒の混色は最大でもCMYのいづれか1色にすることで問題が解消されます。(※30%ほど加えると深みのある黒に仕上がります。)
特色の有無
- 特色あり
-
担当営業にご相談ください。
●特色はCMYKのいずれか1色で作成する必要があります。
●特色の指定色など確認事項がありますので、ご連絡いただきますようお願いします。 - 特色なし
-
●特色設定(スウォッチのアイコン右下に黒い丸)がある場合は、スウォッチの設定を「プロセスカラー」に変更してください。
オーバープリントは色を重ねる処理ではありません。
製版処理の指示をデータに書き込む設定となりますので、製版処理以外の目的で使用されると思っていた色にならない場合があります。
フイルムのように色を重ねる際は、乗算を使用してください。
「表示」▶︎「オーバープリントプレビュー」で確認します。
フイルムのように色を重ねる際は、乗算を使用してください。
印刷データ作成ができたら、入稿データにお進みください